keichildrenのブログ

2児(2歳♀、8ヶ月♂)の父。育児考察ブログ。

第6回 ネントレをきっかけに育児が上手く回り始めた話

こんにちは、育児考察ブログのけいの妻、めぐです。

妻の初投稿は、ネントレに関する記事です。


ここで紹介するネントレのみが正解なわけでもなく、万人に勧めるものではありません。

が、私の場合はこのネントレを通じて、娘にとって良い睡眠習慣を獲得でき、その結果としてママ、パパの良質な睡眠の確保につながり、育児に余裕が生まれました。


最初は夜間連続して1時間も寝れない娘でしたが、ネントレ開始後3日で4時間寝れました。
(少し上手くいきすぎかもしれません)


特に、夜間授乳に悩まれるママパパにとっては、参考になる部分は多分にあると思いますので、ぜひご参考いただけると嬉しいです。


長文になりますので、お時間ない方は、まとめをご覧下さい。

1.寝れない産後

娘は入院時から夜(21:00~7:00)ほとんど連続して寝ない子でした。寝ても1時間程度。

(私が産んだ産院は産んだ翌日から母子同室でした)

昼間は、娘が泣いて起きても、授乳を始めればすぐに寝落ちしてくれることが多かったです。

ただ、ありがたいことに昼間は一時間に一回くらい助産師さんが見に来てくれますよね。。
さらに沐浴教室やミルク教室、栄養指導などなどイベントが目白押し…で、まともに睡眠がとれませんでした。


母はこんなにも寝れないものかとびっくりしましたが、まぁ数日でまとまって寝るようになるだろうと、この時は思っていました。

この時は。


が、退院してからも、夜全然寝てくれない日々が続きました。


里帰り出産で、夫が私の実家に一緒に泊まっていたので、
夜は夫と(夫が出張で不在時には実母と)交代でオペしていました。

夫、実母には感謝。
夜間ワンオペのママさん、すごく大変ですよね。。。



夜間、娘が全く寝ないので、当時やったことは、次のようなことでした。

  • 抱っこでゆらゆらしたり、オルゴールを聞かせたり
  • おしゃぶりを加えさせたり

(ほっとくと口からはずれて泣いてしまうので、寝付くまで必死に押さえつけていた(笑))

  • 授乳したりミルクをあげたり…
  • わたしも限界がきて、たまには1、2時間変わってもらい仮眠することも

起きてまた抱っこでゆらゆら…
試行錯誤しているうちにあっという間に外が明るくなることも・・・
(夫も、仕事との両立が大変だったようです。別途記事にしたいと申しております。)


このようにママパパだけでなく、娘も寝れなくて疲れ果てて、朝方2~3時間寝る、、
その間に寝るか、朝ごはんを食べる…
という毎日でした。


思い出すだけで辛くなってきます(笑)

                                • -

補足)
私は退院したとき母乳がほとんど出なかったので、しばらくミルクよりの混合育児でした。

「泣いたらおっぱい」と助産師さんに教わったのですが、

胸が張って痛くて仕方ないうえ、授乳で乳首が切れて授乳のたびに激痛、唇をかみしめて授乳していました。

そのため、夜間30分毎くらいに泣く我が子の鳴き声が恐怖で仕方なかったです。


そして頻回授乳で生後2か月くらいまでは一日15回以上授乳していたため、

まともに寝れませんでした。


授乳トラブルについてはまた別途書くかもしれませんが、こちらもつらかったなぁ・・・

                          • -

2.ネントレとの出会い

1か月検診後にアパートに帰り、夫と二人オペが始まりました。
(都合よく夫の会社がコロナ禍で2週間休みだった)


生後1か月半頃のある日、夜19:00~朝7:00まで寝なかった日がありました。

夫の会社も始まるため私が何とかしなければいけない、

ただ私の体力も限界、どうしよう…と思っているときに

友人がネントレを教えてくれました。


参考にした本は、「ママと赤ちゃんのぐっすり本」と「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座(いわゆるジーナ式)」でした。



ちょうど本を読み終わった生後2か月ごろから、ゆるくネントレを開始しました。

3.ネントレ第1フェーズ 実践内容

私が実践したこと。

下記のネントレルールは、2冊の本に共通していたので、迷わず取り入れました。

ジーナ式を全てやってみたかったのですが、どうしても授乳感覚が1時間~2時間しか開かなかったので

ジーナ式からは、できそうなものを取り入れました。

ルール①寝室は暗くする、授乳の時もおむつ替えも暗いまま行う。

  (今まで授乳やおむつ替えのたびに部屋の電気をつけていた・・・)

ルール②21:00には寝室に連れていく

  (今まで大人が寝る時間(23:00頃)に寝室に行っていた…)

ルール③添い乳はしない(というかうちの場合はベットが狭く、娘が吐きやすいのでできなかっただけ(^_^;))

ルール④朝9:00までには散歩に連れていき、朝日を浴びせる

4.ネントレで必要なアイテム

●授乳ライト

ネントレルール① 寝室は暗くする、授乳の時もおむつ替えも暗いまま行う。に必要。
バッテリー駆動可能、明るさ調節可能なので、おむつ替えで手元を照らすのにも便利

●遮光カーテン

こちらも、ネントレルール① 寝室は暗くする、授乳の時もおむつ替えも暗いまま行う。に必要。

2冊のネントレ本に共通していましたが、外の明かりが入るカーテンだと、赤ちゃんが夕方や、早朝を

日中だと勘違いして寝る準備ができないそうです。

ベビーモニター

子供が寝付くまでは事故防止のため同じ寝室の死角(自分たちのベット)で見守り、

子供が寝付いたあと、起きてしまっていないかを確認するために用意しました。

我が家は、夫が調べてくれて、古いスマホがあったので、無料のカメラアプリで代用しています。

これは、欲しいものリストに入れてたので、一応紹介。スマホで見れるのがよいです。


ネントレ初日は寝かしつけに3時間かかりましたが、

5.ネントレの効果

今まで夜の睡眠時間が1~2時間だったのが、3時間まとまって寝てくれました。

ネントレ初日から早速成果が(*゚▽゚*)


ネントレの成果は日に日に現れます。


ネントレ3日目で4時間まとまって寝るようになり、

ネントレ5日目で4時間、3時間と、2回長い睡眠をとるようになりました。


す、すごいよ娘。

頑張ってる!!えらい!


しかし、相変わらず寝付くのに2時間かかるため、

ネントレ1週間後に
ルール②21:00には寝室に連れていく

ルール②改 19:00には寝室に連れていく

にしたところ、21:00までには就寝できるようになりました。



徐々にネントレの成果が現れてきたので、

ネントレ開始10日目で新ルールを加えました。

ルール⑤泣いても5分は放置(ただしオムツ、授乳は済ませておく)。5分以上泣き続けたら

  おしゃぶり、抱っこ、おっぱいOK


このルール、私的に少し辛かったです。

このルールも2冊に共通していることなんですが、最初から取り入れられませんでした。


入院中、何故か抱っこしていないと泣く子だったんです。

ケース(赤ちゃん用のちっちゃいベッドみたいな)に置くとわんわん泣くので、夜中ずーっと抱っこしてウトウトして睡眠をとっていました。

ご飯も抱っこしながら食べてました。

置くと泣くんです。なぜか。

そんな中どうしてもトイレに行ってから尿検査を提出しに行きたくて、ナースコールを押したくらいです。(今思うとなんでそんな事で押したんだろうと思いますよ(^_^;)ちょっとくらい泣かせればいいのに笑)まぁもちろん返事は、「ちょっとくらい泣いても大丈夫なので、置いていって大丈夫です」。

ですよね!笑  

でも当時は、泣く=可哀想 と思っていたので、目を離す数分でも心が痛かったんです。


案の定置くと「抱っこしてくれ」「ママいない」「一人にしないで」(なぜかそうきこえる)と顔を真っ赤にして大粒の涙を溜めて大声で泣く姿に、ごめんね、と自分まで泣きました笑



そんな中で取り入れた⑤のルール。


本に書いてあった、「ネントレをすることにより後々眠くて泣くことが劇的に減る」「早い月齢でセルフネンネを覚えさせた方が定着しやすい」それを信じてやってみることにしました。


いつものようにベットに置くと、やはり泣く。

今回はおしゃぶりや抱っこがすぐ出来ないので、眠い!寝れない!(そう聞こえる)と、ギャン泣きする声を聞いて、手を貸してあげられないのが辛い。

アパートだし周りに聞かれて、母親失格だと思われるんじゃないか?

現に泣かせて放置するのは、母親失格じゃないか?

そんな思いをめぐらせながら、泣き声に耐えていました。

⑤を取り入れた初日は、5分が1時間のように長かったです…


5分泣いてとりあえずおっぱいをあげたら、娘も泣き疲れたのか、あまり飲みもせずそのまま寝落ちしました。



その翌日。

セルフねんねができるようになりました。


は、早い…(°_°)

展開が早い。


2分ぐらい泣きましたが、その後スッと寝ました。

泣いても何もしてくれない、と、赤ちゃんなりに諦めるのでしょうか?

そして良いことに、今までは寝かしつけに2時間かかっていましたが、この日は1時間以内に寝つきました。


娘、すごいよ。

成長してる。

頑張ってる!!


そしてその翌日には寝付くのに30分、6時間まとまって寝てくれました。


母、感動˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚




というわけで、寝れなかった問題は約2週間のネントレで解消されました…早っ笑

なんでこんな簡単な事をもっと早くやらなかったんだろう(°_°)


正直ネントレがここまで即効性があるとは思わなかったです笑


もっと早く知っておけばよかった笑




とりあえず娘が昼夜の区別が付き、夜の睡眠ができるようになったので、ネントレの第1フェーズは完了です。





ここからは第2フェーズについてです↓

6.ネントレ第2フェーズ

ネントレ開始し2週間たち、娘がまとまって5、6時間ねれるようになったので、ジーナ式に従い

ルール⑥23:00起こして授乳

を取り入れました。


それまでは、夜19:00-20:00には寝ついて、夜の1:00か2:00に起きる、そこから5:00か6:00ごろまで寝るというリズムでしたが、だいたい私が寝るのが24:00ごろ。

そうなると、私としては最初の深い睡眠で1、2時間しか寝れない(T . T)

そして母乳不足に悩んでいたので、授乳感覚が6時間開くのが心配で搾乳していましたが、それもめんどい(^_^;)

なので、起こすのはちょっと悪いけど、起きて飲んでもらおうと。


これを取り入れはじめて約1ヶ月半、現在まで、まだ朝までぐっすりとはいきません。

ということで私のネントレ第2フェーズは継続中です。


ネントレ開始して今で2ヶ月程、娘は生後4ヶ月なのですが、18:00にお風呂に入れ、その後寝室に移動して授乳すれば勝手に寝るようにまでなりました。

23:00に起こして一度授乳し(飲みながら寝てる)、今は4:00ごろ一度起きてしまいますが授乳すれば飲みながら寝て、7:00まではグッスリ寝てくれるようになってます。


4:00の授乳が無くなったら、次は第3フェーズ「授乳感覚を毎日一定にして、お昼寝を規則化する」をやってみようと思ってます。

今は、授乳間隔が2、3時間で、日々バラバラです。

授乳間隔をなるべくジーナ式に揃えてやってみようと思っています。



あ、昼寝について触れましたが、第1フェーズのネントレの成果は着実に昼間にも現れていますよ!


夜のネントレ開始して1ヶ月ごろまで昼寝はネントレルールの対象外にしていたので、昼間グズったら抱っこ紐でユラユラして寝たらベットに置いていました。

ただ、ここ1ヶ月は夜のネントレで自力で寝る力がついたので、眠いサイン(うちの子の場合グズリ、あくび、一点をじっと見つめる、目を擦る)がきたら寝室に連れて行けば昼寝をするようになりました。

逆に眠い時に抱っこ紐に入れてると、指をチュパチュパしはじめ窮屈そうに身体をもぞもぞ動かして、早くベットに置けアピールをします。




お昼寝が不規則でも、昼も夜もセルフネンネができるようになると、育児がグッと楽に感じます!

 

7.ネントレの注意点


私が心がけた注意点です。

●泣いて放置するときは、眠くて泣く以外の原因(空腹、オムツが気持ち悪い、暑い、寒い)が無いか注意する。

ジーナ式だと、授乳の時間やおむつの時間、ミルクの量、何時に顔をふいてクリームを塗る。。。など詳細な指示が分刻みで書かれています。それは、いざ泣いたときに、寝ぐずり以外の原因を排除するためにあるんだなと理解しました。

なので、ジーナ式通り進めれば、泣いたときに5分様子を見ましょう。と言える。

なるほど、と思いました。

なので、ベットに置く前は、眠くて泣く以外の原因(空腹、オムツが気持ち悪い、暑い、寒い)がないように注意しました。

●うまくいかない時もある

できるはずだったセルフネンネがうまくできない、5時間まとまって寝れた次の日に3時間しかまとまって寝れない、など…あります。でも仕方ないですよね。人間だもの。みつを。機械みたいにうまくいきません。それを書いてる今日も、ネントレ第一フェーズ完了して2か月なのに、初めて22:20に起きちゃいました笑。今まで23:00に起こさないと起きなかったのに、なぜ??でも、そんな時も決して娘を責めないで、マイペースに。夜寝れるようになると心の余裕ができるので、こんなことはへのかっぱ(懐かしい言葉)です。。。ありがとう。娘。そしてネントレ。

●寝ぐずりで泣いても、「一生懸命泣いて可愛いなぁ」と割り切る

上でも述べたように、赤ちゃんを泣かせるのは可哀想、と思っていたので、なかなか泣き声を聞き続けるのは辛かったですが、ここはもう割り切るようにしました。

赤ちゃんは泣くのが仕事なので、ちょっとくらい放置しても、大丈夫大丈夫。

今泣かせたほうが、あとあと泣くことが格段に減ります!



                    • -

補足)

夜授乳で起きた時に、覚醒(パッチリ目覚める、うんこを始める、授乳しても寝ない、など)する時があります。うちの子は覚醒しなくなるまで1ヶ月くらいかかりました。

覚醒したときは、何度も授乳したり、ミルクをあげてみたり、トントンしたり、寝るまで付き合ってあげました。が、セルフネンネができるようになれば、授乳してから覚醒してもベッドに置けば寝るようになります!

今でも稀に夜中授乳のあとパッチリ起きてうんこし始めたりしますが、うんこを処理したらベッドに置けば寝ます。

                    • -

8.振り返り


私にとって1番の育児ストレスは、寝れないことでした。

まだ自分自身をコントロール出来ない赤ちゃんに対して、なんで寝てくれないの?とイライラしてしまい、そんな事を思ってしまう自分にも嫌悪感を感じ、母親失格なのかな…と自分を責める日々でした。

常に寝不足でボーっとしていて、昼間も全く活力がなく、毎日心の余裕が全くありませんでした。


しかし、夜の睡眠が取れるようになり、心の余裕が出来て、育児を楽しめるようになりました。


夜の19:00~23:00は一人の時間を満喫でき、ゆっくり夕飯作り、お風呂、ヨガやストレッチなどが楽しめるので、

逆に子供が起きている時間はとことん子供と付き合ってあげようと思えるようになりました。



今思うと、赤ちゃん自身も寝たいのに寝れなくて本当辛かったと思います。

寝たくて泣いているのにライトをつけて起こされ、お腹いっぱいで寝たくて泣いているのに、母は空腹だと勘違いしてミルクを飲ませ吐く、など、今思うと可哀想な事をしてしまったかな…と思います。


今はまだ完全にネントレ完了したわけではないですが、

セルフねんねができるようになり、夜長い睡眠がとれるようになってから、

娘が泣くことが格段に少なくなったと思います。


9.まとめ


なんか感情がこもって長文になってしまったので。。。笑

面倒な人は下記だけ読んでください♪

私が実践したルール


①寝室は暗くする、授乳の時もおむつ替えも暗いまま行う。

②21:00(慣れたら19:00)に寝室に連れていく

③添い乳はしない

④朝9:00までには散歩に連れていき、朝日を浴びせる

⑤泣いても5分は放置(ただしオムツ、授乳は済ませておく)。5分以上泣き続けたらおしゃぶり、抱っこ、おっぱいOK

⑥23:00起こして授乳

ネントレで必要なアイテム

●授乳ライト

●遮光カーテン

ベビーモニター

ネントレしてよかったこと

●育児がグッと楽になった

●睡眠が取れるようになった

●娘が泣くことが格段に減った

●夜のひとり時間が出来るので、ゆっくり夕飯作り、お風呂、ヨガなどが出来る

ネントレの注意点


●泣いて放置するときは、眠くて泣く以外の原因(空腹、オムツが気持ち悪い、暑い、寒い)が無いか注意する。

●うまくいかない時もあるが、人間だもの。しょうがない。

●寝ぐずりで泣いても、「一生懸命泣いて可愛いなぁ」と割り切る。






私と同じく、

寝れずに困ってるママさんがいたら、

とりあえず1週間でいいからゆるーくネントレしてみて!と伝えたいです。


赤ちゃんは賢いので、だんだん順応してくれますよ!


ちょっと上から目線になってしまった感もありますが。。。(笑)

私がネントレに出会って実践してみて本当によかったと思っているので、

この記事が誰かの参考になれば本当にうれしいです♪

以上