第15回 (後半)子育て評論家に成り下がり、妻を傷つけた話
こんにちは。
以下の前回記事の続きです。
第14回 (前半)子育て評論家に成り下がり、妻を傷つけた話 - keichildrenのブログ
前回、病児保育するワンオペママに、評論家風にあれこれ口出しし、妻からNG食らった話をしました。
表面的には、口出し、小言をやめるだけで解決するけれど、
根本的にはどうすべきか、について、自分なりに考えをまとめてみた。
(この考え自体も、自分なり、独善的なので、妻と良く話そう。。。)
3.どうすべきだったのか
3-1.まずは、性格の違いを理解すべきだった
この問題の根底につながると思っているのが、性格、価値観の違いではないか、と思うようになった。
お互い考え方が違うんだ、という前提に立ってなければ、相手を慮ることはできない。
相手の気持ちを汲み取る、スタートラインにも立てない。
そもそも、僕は34歳になっても、未だに自分のことも良く分かっていないのだ。
なので、相手のことならなおさら理解しようと心がけがけて、理解するために対話を続けなければ、
考えが交わらず、空中戦になり、結局両者ストレスを抱える。
元来、僕自身、
- 大ざっぱで適当なマイペース人間
- 楽天的だけど、最悪のケースを考えがち
- 上昇志向は適度
と思ってたけど、
どうやら最近、違うことに気付かされた。
マイペース、ということは、自分のこだわりがある、ということ。
妻と比較すると、実は結構細かい、というのを指摘されて気がついた。
楽天的なんだけど、最悪のケースを考えるってことは、これまた結局は細かい。 完全に頭でっかち。行動する前にあれこれ考えがち。
僕は、一般的なレベルの適度な上昇志向を持っている、と思ってたけど、
かなり上昇志向強めなのかもしれない。
(結婚式でも、お互い高めあえる関係になりたい、と理想の夫婦像を語っている。。)
まとめると、結構ややこしい性格なのかもしれない。
外では人間関係構築は上手いほうだと思っているけど、もしかしたら身近な人とっては大変なのかもしれない。。
ちょっと気をつけたい。
一方、妻は、
- 僕よりきっちりしていて、仕事は溜めない
- 整理が上手
- 保守的で無理はしない(僕が無茶しすぎ?)
- 計画的で、夏休みの宿題は貯めない
- 楽天的であまり考え込まない(気がする)
- 僕よりは現実をしっかり見る(僕が理想を追いかけすぎ)
そう。両者、結構、違うんです。
この違いを、改めて認識しないと、僕の価値観での正解、理想を一方的に言っても、共感は得られないし、
それを正解だという前提で話をするから、妻は否定ができない。妻にとっても、もし理想通り有れるものなら、そう有りたいからだ。
3-2.疑問があれば、子供の前ではなく、二人の時間を持ってコミュニケーションを続ける
子育てをしていると、夫婦どちらかの子育ての対応に疑問を持ったり、もっとこうしたほうが良いのでは?と思うことがあると思う。
つい、その場では、あえて子供に向かって、
こうしたほうがいいんじゃない?
テレビやめとこっか。
歯磨きまだしてないの?
とか言いつつも、夫や妻に向かって発言してしまうことがあるように思う。
(少なくとも僕はそうだ。より部外者の祖父母なんかに言われると、もっとカチンとくるかもしれないが)
特に、ワンオペからツーオペに切り替わる時なんか、あとから来た人は完全に部外者なので、その場で思ったことを口走ると最悪だ。
そら、一人で頑張ってた方はカチンとくる。
決して評論家になってはいけない。
危険なことなど、緊急を要することは別だが、自身の子育ての理想からずれてることがあれば、子供の前ではなく、
後で夫婦二人でよくよく話あって、夫婦お互い納得できる子育て観を共有することが大事かもしれないと思う。
以下は、妻とまだ話し合えていないけれど、自身の考えだ。
例えば、テレビは何時間までだ、とか具体的な細かいルールは、正直必要ないと思ってきた。
重要なのは、僕らの場合は、
子どもの心身の健康
これが第一。
それ以外は最悪どうでもよいはずだ。
ついで、僕としては、
自分軸を持って、自分の未来は自分で切り開いて充実した人生を送ってほしい
と願っている。
そのためには、親は、何かを"禁止"するのではなく、成長を促し、自分の頭で考えさせて、必要なものを与えるのが、良いと思う。
なのにあれこれ優先順位なく、このほうが良い、を色々僕がいいすぎだった。
こういう大枠の考えを、夫婦で話しあい、価値観が共有できれば、
細かい部分はもうどうだって良いのではないか。
何より、夫婦、子どもとコミュニケーションを続けることが大事と思う。